骨折・脱臼

SYMPTOM

骨折・脱臼によくある症状

  • 脱臼を繰り返すことがストレスになっている

  • 特定の部位の痛みが長い間続いている

  • 指が痛い理由が骨折か突き指かわからない

  • 運動中に骨折したことがあり、動くのが怖くなった

骨折や脱臼は、誰にでも起こる可能性のある症状です。

これまでの生活の中で「骨折」や「脱臼」を経験したことがある方も多く居らっしゃるのではないでしょうか。また、一度脱臼を経験すると「繰り返し発症してしまう」という方も少なくありません。

 

骨折も脱臼も「痛みを伴った腫脹」などの似たような症状がみられるため、判別が難しいともいわれています。そんな骨折や脱臼の違いや、対処や予防の方法についてご紹介していきます。

 

正しい知識を身に着けて、適切な対処ができるようにしておきましょう。

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骨折と脱臼の詳しい原因や症状って?


私たちの生活において「骨折」や「脱臼」は、誰にでも起こりうるリスクのある症状といえるでしょう。

骨折や脱臼は特に、スポーツを盛んに行う10代から20代の人に多く見られる病態の1つです。

骨折はその名前の通り「骨が損傷した状態」のことを指しています。

骨が折れた状態であればもちろんですが、ひびが入ったり一部分でも欠けたりしていても「骨折」に分類されるでしょう。

一方で脱臼は「関節が外れた状態」といわれる事が多く、骨が正常な位置からずれてしまっている状態を指しています。

どちらも似た症状が出るため、レントゲンの写真によって判別されることも少なくありません。

 

今回はそんな骨折と脱臼についてご紹介します。

 

 

【骨折の症状には、どんなものがあるの?】

 

 

◇強い痛みと腫れ

 

骨折を起こした場合、骨の表面にある「骨膜」という神経が集中した部分が損傷をうけることで、強い痛みを感じます。

痛みのみならず大きく腫れるといったことも珍しくありません。

脱臼の場合にも同様に痛みが生じます。関節の周りにある靭帯を損傷することもあり、その際にはより強い痛みを伴うといわれています。

 

 

◇音が出る

 

骨折した部分を動かしたときは、「ポキ、ポキ」といった音が鳴ることがあります。
それに対して脱臼は、発症時に関節が外れる感覚に伴って外れる音が聞こえる場合があります。

 

 

◇内出血がおこる

 

骨折すると肌が青紫色に変色することがあります。患部の周りにある血管も損傷を受けると出血を起こしてしまうため、内出血による青あざが見られることが多いのです。
脱臼に伴って骨折を起こしている場合に内出血が起こるケースは多くあります。

 

 

【骨折と脱臼はどの部分で起こりやすいの?】

 

 

◇脱臼の場合

 

骨と骨が繋がれているところであればどこでも起こる可能性はありますが、主に肩や指で脱臼が見られることが多いといわれています。

さらには「肘やあご」などでも脱臼が起こるケースがあります。

 

 

◇骨折の場合

 

骨がある場所であれば骨折のリスクはゼロではありません。中でも鎖骨などの骨が薄いような場所は骨折しやすいといえるでしょう。

また子どもであれば、肘の周りや腕などの骨折、高齢者であれば背中や腰・脚の付け根や手首の骨折が多いといわれています。

 

骨折や脱臼がおこったらどうしたらいいの?


骨折や脱臼は、老若男女問わず発症するリスクがあるといっても過言ではないでしょう。

特にスポーツがきっかけとなって骨折や脱臼が起こった際には、急な事態に慌ててしまうことも少なくありません。

いざという時に落ち着いて対処するためには、骨折や脱臼が起こった際にどのような行動をとればよいか正しく知っておくことが大切です。

ここでは骨折や脱臼についての応急処置や対策方法についてご紹介していきますので、参考にされてみてくださいね。

 

 

【骨折や脱臼が起こったら、まずどうすれば?】

 

 

まずは出血があるかどうかを確認します。もし出血があれば一番に止血を行います。

そして患部を安静にすることを優先し、添木などを使って患部を固定します。

脱臼の際は決して無理に戻そうとせず、患部の安静を優先しましょう。

 

 

【RICE処置というものもある】

 

 

脱臼や骨折などが起こった際に、RICEという応急処置を行うことによって「痛み」や「腫れ」を最小限にとどめます。

 

①Rest: 安静

患部の腫れや損傷の拡大を防ぐ目的があります。患部を出来る限り動かさないようにしましょう。

 

②Ice:冷やす

冷たい保冷剤、もしくはアイスバッグなどを利用して患部を冷却します。

 

③Compression:圧迫

腫れや内出血を最小限にとどめるために行います。弾性包帯やテーピング材を使い、適切な強さで圧迫します。

 

④Elevation:挙上

患部をできれば心臓より高い位置に保持し、安静を保ちます。
患部の腫脹を最小限にとどめる目的があります。

※近年ではRICE処置からPOLICE処置が主流になりつつあります。

POLICE処置では「Protection」が追加され、「Rest」が「Optimal Loading(最適な負荷)」に置き換えられています。

 

 

【日常生活でできる対策方法】

 

骨折や脱臼は何よりも予防が第一です。
転倒などのリスクを回避するために、室内の環境を整えることも大切です。

 

常日頃から室内の整理整頓を意識し、足元にものを置かないなどの工夫も必要でしょう。

さらに、骨折は骨がもろくなってしまった人にも起こりやすいとされています。

 

そのためカルシウムを積極的に摂取するなどの工夫も効果的な予防策になりそうです。

カルシウムの多い食品には、乳製品や小魚、海藻などが挙げられます。

 

ONE整骨院【骨折・脱臼】アプローチ法


骨折・脱臼をしてしまった際には、まず応急手当を行います

 

応急手当後の施術は医師の同意のもと行う為、一度病院に行っていただきます。

病院へのご案内もしておりますので、いつでもご相談ください。

 

当院では、骨折・脱臼は我々の得意とする分野です。安心していらして下さい。

著者 Writer

著者画像
院長:篠原 尚将(しのはら なおまさ)
1994年07月25日 A型 趣味 サッカー、サーフィン、アウトドア
幼い頃からサッカーに明け暮れ、高校を卒業するまで毎日ボールを蹴り続ける日々。中学、高校と全国大会にも出場した。高校では親元を離れ寮生活をし、プロを目指していた。が常に体を動かしていた私は怪我をする事も多く、よくトレーナーのお世話になっていた。体の事を熟知しているトレーナーは見事に私の体をコントロールしているのを体感し感動したのがこの治療の世界に飛び込んだきっかけである。大学進学と同時に解剖学、生理学、運動学といった体に関する事を学び、卒業時に国家資格である柔道整復師の免許を取得。現在は慢性的な痛みに対しての姿勢矯正や指導を中心に活動している。
 
   

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