椎間板ヘルニア

SYMPTOM

椎間板ヘルニアによくある症状

  • 腰を曲げると
    痛い

  • お尻や足に
    痺れが出る

  • 夜痛くて
    眠れない

  • ズキズキという
    痛さ

椎間板ヘルニアになってしまった方へ

椎間板ヘルニアの患者様は、病院でレントゲンやMRIを撮り「ヘルニアです」と言われ、薬と湿布を渡されて、たまに注射。
そんな状態が続きなかなか良くならない方がとても多い印象を受けます。

 

ヘルニアはしっかりと現状と向き合い施術を行えば、症状改善が見込める疾患です。
「ヘルニアだからしょうがない・・・」と諦めている方がいらっしゃれば、当院に一度相談だけでもしてみてください。

 

なにかお役に立てることがあるかもしれません。
もう一度痛みのないカラダ、動けるカラダを手に入れましょう。

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椎間板ヘルニアの原因

背骨は頸椎7個(首の骨)、胸椎12個(胸の骨)、腰椎5個(腰の骨)に分かれ、それぞれが1つずつ積みあがり構成されています。

そしてその1つ1つの間に椎間板が存在し、骨同士の衝撃を吸収する、いわばクッションのような役割を担っているものが椎間板なのです。
その椎間板の中を見てみると、真ん中にコラーゲンを多く含むゼリー状の「髄核」があり、その周りを取り囲むように「繊維輪」という組織があります。

この「髄核」が椎間板自体の圧力等に耐えられなくなり、外に飛び出してしまうのがヘルニアです。
髄核が膨隆または脱出することにより、神経根や馬尾神経(背骨から出る神経)を圧迫し、神経症状を引き起こす疾患です。

重労働や喫煙の習慣がある方に非常に多く、近年では遺伝的要因の関与も報告されおり、特に若年者の発症ではその傾向が強いです。
また急性腰痛(ギックリ腰)の既往が複数回ある場合が多くその関係性についても指摘されています。

中腰姿勢での作業や不良姿勢でのデスクワークなど椎間板内圧が高まる動作を繰り返し行っている方は、椎間板ヘルニアになるリスクは上昇してしまいます。

椎間板ヘルニアの症状・特徴

20代から40代の男性に多く、腰痛やお尻・足にかけての痛みや痺れが特徴で、時に動かしにくい・力が入りにくい、といった症状が出ることもあります。

ひどい場合は排尿障害(排尿がしにくい・失禁がある・頻尿)・排便障害(下痢・便秘)を伴うこともあり、その場合は急いで病院に行くことをおすすめします。
50歳以上になると、椎間板が潰れてしまって髄核も扁平化してしまい、脱出して神経を圧迫してしまうことが反対に少なくなるのも特徴の1つです。

また椎間板ヘルニアは髄核が膨隆した部位や状況によって3種類に分類することができます。

【椎間板ヘルニアの種類】

●正中型ヘルニア

他のヘルニアと比較して吸収(消失)されづらい為、治りにくいとされています。主な症状は腰痛で、脊髄を圧迫しているため、症状は下肢全体に及びます。

●外側型ヘルニア

一般的に吸収されやすい為症状が治まりやすい部類ですが、神経が絞扼されやすい為、顕著な疼痛を訴えるケースが多いです。圧迫が強い場合は激痛を伴います。また神経根を圧迫しているため、痛みや痺れは神経支配領域(局所的)に限局して起こります。

●穿破脱出型ヘルニア

神経を圧迫していた髄核が後縦靭帯を突き破って外に飛び出してしまうので穿破した後は痛みが減少します。飛び出した髄核は吸収されやすい為、その後は症状が緩解することが多いです。

自分で出来る対処法・予防法

ご自身で簡単にできる対処法や予防法をご紹介いたします。
ぜひ実践してみて下さい!

●椎間板の内圧を変える

デスクワーカーや長時間座っている方などは特に椎間板内圧が腰椎の椎間板後方(背中側)にかかりやすいです。

簡単に言うと「髄核」が後ろに移動し、後ろに脱出しやすい状態になってしまいます。
これを防ぐために椎間板の内圧を常に同じ方向にかからないように工夫する事です。

やり方は簡単、腰を前屈、後屈させるだけで良いのです。
1時間以上座っていた場合は立ち上がって、腰を動かしましょう。
これをやるだけでも椎間板内圧が変わり、ヘルニアになってしまうリスクを下げることが出来ます。

中には、椎間板内圧が後方になったまま腰椎がクセづいてしまっている方もいらっしゃいます。
その方はしっかりと骨格矯正をしましょう。

今が大丈夫でも数年後、数か月後にはヘルニアになってしまう可能性があります。
気づいた今、治しておきましょう。

●インナーマッスルを鍛える

近年、インナーマッスルとよく耳にすることが増えたと思いますが、よくご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、ここで説明させていただきます。
インナーマッスルとは「背骨・骨盤の安定化を図る、体の深層部にある筋肉」の事です。
このインナーマッスルは20歳を超えたあたりから、徐々に低下されると報告されています。

インナーマッスルが弱くなる→背骨を支える筋力が落ちる→背骨や椎間板に負荷がかかる→椎間板内圧が一定の方にかかる→髄核が椎間板から脱出し、ヘルニアになる。

このようなサイクルを引き起こしかねません。
インナーマッスルが低下しまうことは、背骨や椎間板に負荷をかけてしまっているような状態なのです。
なのでしっかりとトレーニングをして背骨・骨盤を安定させましょう。

●筋肉に柔軟性を持たせる

あたりまえですが、筋肉は骨格に付きます。
筋肉が収縮・伸長することによって骨格が初めて動くのです。
ということは、骨格は筋肉に支配されているわけです。

その筋肉が、柔軟性が無く、硬い状態だったら骨格はどうなるでしょうか。
本来発揮できるはずの可動域にも達せなければ、硬くなった筋肉に骨格は引っ張られてしまい、正しい位置にいられなくなってしまいます。

さらにインナーマッスルも低下している状態では骨格は歪み放題というわけです。
骨格が歪めば当然、背骨の椎間板にかかってくる負担も大きくなります。

ヘルニアになる可能性も高くなってしまいます。
なのでしっかりと筋肉に柔軟性を持たせるようにストレッチを行いましょう。
特に「背中」「太ももの前」「太ももの内側」「おしり」の筋肉をストレッチするといいでしょう。

当院では椎間板ヘルニアの症状に対して施術を行っております。

・激しい腰痛に悩まされている方
・お尻や足に痺れがある方
・長時間ークの方のデスクワーク
・前かがみで痛みが出る方
・ギックリ腰の癖がついてしまっている方
・ヘルニアではないか不安な方

そんな方にオススメの当院のメニューです。当院では患者様の症状・状態を見極めたうえで適切な施術を行います。

当院、施術メニューの詳細

【全身矯正】

骨盤・背骨・肩甲骨の位置等からゆがんだ骨格を、ストレッチを交えながら整えます。
椎間板の内圧を分散させるように背骨の位置を調整致します。

またヘルニアの方は骨盤が前傾している傾向があるので、骨盤の調整も行います。
体に無理がかからないように行いますので、初めての方でも安心して受けて頂く事が出来ます。

また最初のカウンセリングで通う頻度ペースなども一緒に考えてから施術に入ります。
分からないことや不安な事がない状態で、スッキリ気持ちよく施術を受けて頂きたいからです。
初回は1時間程、2回目以降は45分程になります。

 

 

著者 Writer

著者画像
総院長:篠原 尚将(しのはら なおまさ)
1994年07月25日 A型 趣味 サッカー、サーフィン、アウトドア
幼い頃からサッカーに明け暮れ、高校を卒業するまで毎日ボールを蹴り続ける日々。中学、高校と全国大会にも出場した。高校では親元を離れ寮生活をし、プロを目指していた。が常に体を動かしていた私は怪我をする事も多く、よくトレーナーのお世話になっていた。体の事を熟知しているトレーナーは見事に私の体をコントロールしているのを体感し感動したのがこの治療の世界に飛び込んだきっかけである。大学進学と同時に解剖学、生理学、運動学といった体に関する事を学び、卒業時に国家資格である柔道整復師の免許を取得。現在は慢性的な痛みに対しての姿勢矯正や指導を中心に活動している。
 

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